●プレミアムTGインプラントの歯肉貫通部のスムースカラーの高さは、2.2mmです。
●スレッド部は、ピッチ0.6mmで、深さ0.3mm、50°のトライアングル形状です。
●プレミアムTGインプラントの先端は、ラウンド形状です。
●プレミアムインプラントの先端部分の3つの切り込みにより、インプラントを挿入しやすくし、セルフタップ能力を高め、一次安定性を改善します。
また血液の凝固を促し、長期的にインプラントの回転を防止します。
●表面性状
繊維芽細胞のサイズに近いラフサーフェイス(ZirTi サーフェイス)は、スムースサーフェイスと比較して、細胞の挙動に影響を及ぼし、血小板の活動を増加させ、オッセオインテグレーションの過程を促進するということが証明されています。
ラフサーフェイス(ZirTi サーフェイス)は細胞の配置を導入し、代謝と増殖を変化させ、骨芽細胞を分化させ、細胞外基質を生産します。
・カラー部
スムースなカラー部は、連結部の適合性を高め、プラーク付着を抑制します。
・ZirTi サーフェイス
(Zirconium Sand-Blasted Acid etched Titanium)
最適化された減法処理技術により生まれた特徴的なZirTiサーフェイスのインプラント体は、骨とインプラントの接触面積を高め、初期固定を確実にします。このZirTiサーフェイスは、細胞の再成長を促進する2層構造となっており、細胞の分化と増殖を促します。
●コールドプラズマによる表面洗浄
インプラント体表面の表面安定化処理、洗浄、除染プロセスの向上により、表面上の純チタンが清潔であればあるほど、オッセオインテグレーションの獲得の可能性は比例して高まります。
表面処理の最終段階のインプラントは、加工による残留物を除去するため適正な溶液で何度も洗浄した後、コールドアルゴンプラズマにより表面の洗浄・除染を念入りに行います。
除染とは、インプラント体の表面に残る粒子レベルの残留物や汚れの除去を意味します。アルゴンガスによる処理過程では、ガスの原子が部分的にイオン化し、エネルギーを得てインプラント体表面をボンバード処理します。このいわゆる「原子サンドブラスト」が残留物や有機物の除去をもたらします。
アルゴンガスは不活性ガスであり、インプラントのチタン表面には反応しません。全ての製品ロットにおいて、表面の除染状態は定期
的にバイオバーデン試験による残留物の無作為分析とSEMの視覚テストにより点検しています。この処理はチタン酸化物表面の原子
のイオン化を活発にし、インプラント体の濡れ性を高めます。
●20° コニカルシール
この連結部分は、コニカルフリクションになっており、この摩擦がアバットメントのネジの緩みを防ぎ、菌の侵入を防止します。
●連結面
Wコネクションは幅が広いため内部は通常よりも大きい直径で安定性に優れています。
さらにカップリング連結により大臼歯や小臼歯部の咬合圧に耐えられる設計となっています。
●サポートショルダー
インプラントと補綴の連結のサポーショルダーは幅広い外部ベベルか作られ、30度の角度となっています。
●インターナルカラー
プレミアムインプラントのように挿入ライバーのガイドとなっています。
●補綴物の位置決めのための内部ヘキサゴン
プレミアムTGインプラントのヘキサゴンの大きさはプレミアムインプラントのヘキサゴンと同じ構造となっています。
この構造によって器具内の外科インスツルメントが共通で使用できます。
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